運転代行ドライバーとタクシードライバーの違い
運転代行は、お客様に代わってお客様の車を運転し、お客様を乗せて目的地までお届けするお仕事です。
運転代行の会社はタクシーとは異なり、自社の車にお客様を乗せてはいけないという決まりがあります。
お客様自身の車がない状態でタクシーの代わりに運転代行会社に依頼することはできません。
また、たとえ短い距離でもお客様が運転代行の随伴車に乗ることはできません。
タクシードライバーは基本単独行動ですが、運転代行ドライバーは、お客様の車を運転する代行ドライバーと随伴車を運転するドライバーの2人1組で基本的に行動します。
免許について
運転代行ドライバーもタクシードライバーもお客様を乗せて運転するための自動車二種免許が必要となりますが、運転代行会社の随伴車だけを運転するドライバーは普通自動車免許でも運転できます。
お客様の車を運転代行中には、車の前後やダッシュボードなどに「代行マーク」を表示する必要があり、随伴車は左右に「代行随伴車」と表示があります。
客層について
タクシーを利用するお客様は老若男女さまざまで、観光地・空港・駅などの目的地まで送り届けるサービスですが、運転代行のお客様は主に酔い客で、ご自宅まで送り届けることがほとんどです。
到着しても返事ができないほど泥酔していることもあり、目的地を警察署に変更して警察に保護してもらうということも稀にあります。